
2018年の大阪北部地震で、ブロック塀の倒壊が大きく報道されてから、伊丹市でも「うちの塀は大丈夫か」という相談が増え続けています。実際、築30〜40年の住宅のブロック塀には、鉄筋が入っていないものや、控え壁(塀を支える柱)がないものが少なくありません。
この記事では、伊丹市でブロック塀の解体・撤去を実際に施工している株式会社國脇建設が、費用相場、伊丹市の補助制度、危険な塀の見分け方、撤去後の選択肢をまとめました。
ブロック塀の解体・撤去費用の相場
ブロック塀の撤去は、解体の手間・がら(コンクリート片)の処分費・重機回送費・諸経費まで含めた総額で、1mあたり2.5万〜3.5万円(高さ1.2m前後の場合)が目安です。ネットには「1mあたり5,000円〜」といった数字もありますが、それは解体作業だけの単価で、処分費と重機・諸経費を入れると実際はこのくらいになります。國脇建設の直近の施工実績をもとにした数字です。
- 長さ5m・高さ1.2m:15万〜25万円
- 長さ10m・高さ1.2m:25万〜35万円
- 長さ20m(敷地の一辺全部):45万〜60万円
内訳の目安(10mの場合)
- 解体手間(職人2人×2日程度):約12万円
- コンクリートがら処分(3tダンプ2台分):約4万円
- 重機回送費:約6万円
- 諸経費・養生:約5万〜9万円
短い塀ほど「重機回送費・諸経費」の固定費が割高になるので、1mあたりで見ると長い塀のほうが単価は下がります。
金額が変わるポイント
- 高さと段数:高いほど処分するブロックの量が増えます
- 基礎の有無:地中の基礎コンクリートまで撤去するかどうかで、はつり(砕く作業)の手間が変わります
- 重機が入るか:狭い場所で手作業になると人工(にんく:職人の日当)が増えます
- 隣地との共有塀か:境界上の塀は隣家の同意が必要で、工事前の確認が必須です
伊丹市のブロック塀撤去補助制度
伊丹市には、道路に面した危険なブロック塀の撤去費用の一部を補助する制度があります。主な条件は次のとおりです。
- 道路(公道・私道)に面していること
- 道路面からの高さが1m以上であること
- ひび割れや傾きがあり、危険と判断されるコンクリートブロック造・石造・れんが造などの塀
- 所有者からの申請で、市税の滞納がないこと
重要なのは「工事を始める前に申請する」こと。先に壊してしまうと対象外になります。補助額や受付期間は年度ごとに変わり、予算に達すると締め切られるため、最新の内容は伊丹市役所の建築指導課(市役所6階)でご確認ください。
國脇建設では、補助申請に必要な見積書・写真・図面の準備をお手伝いしています。「補助が使えるかどうか見てほしい」という段階でのご相談も歓迎です。
危険なブロック塀のチェックポイント
国土交通省の点検項目をもとに、ご自身で確認できるポイントをまとめました。
- 高さが2.2mを超えていないか(建築基準法の上限)
- 厚さが10cm以上あるか(高さ2m超は15cm以上)
- 控え壁があるか(高さ1.2m超の塀は、3.4m以内ごとに必要)
- ひび割れ・傾き・ぐらつきがないか
- 鉄筋が入っているか(外から見えないので、専門業者の確認が必要)
1つでも当てはまれば、一度点検をおすすめします。伊丹市内であれば、現地での点検・診断は無料で行っています。
撤去した後はどうする?3つの選択肢
1. アルミフェンスに替える
一番多い選択肢です。既存のブロック基礎を活かせる場合、メッシュフェンスなら本体+柱+取付で1mあたり1.2万〜2万円、目隠しフェンスなら3万〜4.5万円が目安。軽いので地震で倒れる心配がなく、補助の対象になるケースもあります。
2. 低いブロック+フェンスにする
ブロックを2〜3段(60cm以下)だけ積み、その上にフェンスを載せる形。化粧ブロック(デザイン性のあるブロック)を使うと見た目も良くなります。
3. 塗り壁・モルタル造形で仕上げる
國脇建設が得意にしているのが、左官仕上げの塀や、擬岩・擬木(モルタルで本物の岩や木のように造形する技術)です。既製品のフェンスにはない質感で、「家の顔」になる門まわりに向いています。
國脇建設が選ばれている理由
- 解体から新設まで一社:ブロック塀の撤去と新しいフェンス・塀の施工を別業者に分けなくていいので、工期も費用も圧縮できます
- 自社施工:解体も左官も自社管理の職人が施工。現場で起きたことは全部把握しています
- 若い会社なので動きが早い:「地震が心配で、できるだけ早く見てほしい」にすぐ動けます。お問い合わせフォームから塀の写真を送っていただければ、危険度の一次判断もできます
- 施工不良は、原因を説明した上で絶対に直します
- 年間30件以上・累計100件以上の実績(阪神間メイン)
まとめ
- ブロック塀の撤去は処分・重機・諸経費込みで1mあたり2.5万〜3.5万円、10mで25万〜35万円が目安
- 伊丹市には撤去補助制度あり。工事前の申請が必須、高さ1m以上・道路に面した危険な塀が対象
- 撤去後はアルミフェンス・低ブロック+フェンス・塗り壁の3択が中心
伊丹市・阪神間でブロック塀の点検・撤去をお考えなら、まずは無料の現地診断をご利用ください。補助申請のサポートも含めて対応します。